日経新聞
『損害を与えた時は個人賠償責任保険』
という記事が掲載されましたので、記事を以下にまとめました。
◎「個人賠償責任保険」とは、
日常生活の中で、偶然の事故や過失で他人にケガをさせたり物を壊したりして損害を与えてしまい、
法律上の賠償責任が生じた場合に補償する保険。
支払われる保険金で治療費や休業補償、慰謝料、訴訟費用などをまかなえる。
◆具体的には、どんなときに補償を受けられるのか?
①日常生活で中に自転車で通行人をケガさせた
②買い物中にお店の商品を壊した
③飼い犬が他人に噛みついてケガさせた
◆一方、対象外な場合は?
偶然も事故や過失に該当しない場合!
①アルバイト中に起こした損害
②友人の借り物を壊した
③喧嘩で他人をケガさせた
④自然災害の関わる被害
◆どこで加入する?
個人賠償責任保険は、個人が直接加入するよりも
自動車保険や火災保険の特約として加入することが一般的。
◆主な加入先
・自動車保険に付帯・・・補償額は無制限。示談交渉サービス付きが多い
・火災保険に付帯 ・・・補償額は1億円が多い
・自転車保険に付帯・・・補償額は、1~3億円が多い
・クレジットカード会員向け保険に加入・・・保険料は年数千円程度、補償額が1億円が多い
【 注意点 】
①加入先に確認必要だが、世帯主が加入していれば、
その配偶者や同居の親族なども補償の対象となる可能性が高い
②加入忘れに注意!自動車に乗らなくなり、自動車保険をやめたら、
付帯する個人賠償責任保険の補償もなくなる。
個人賠償責任保険は
「日常生活における賠償責任が生じた場合に補償する保険」
なので、極めて重要な補償です。
「賠償責任」という大きな話に聞こえますが
日常生活で「お店のものを壊して弁償する」場面は、
私たちの生活の中で、誰しもが起こり得る可能性があります。
この個人賠償責任保険は必ず加入した方が良いです。
保険料に関しても、自動車保険や火災保険に付帯させれば、月に数百円で加入できます。
皆様も一度、加入されているかをご確認を。
加入している場合には内容も把握しておきましょう。