今回は日経新聞のより、
『家計の外貨預金 高水準』
の記事をピックアップします!記事の内容を抜粋し、以下にまとめました。
●家計が外貨預金を増やしている。6月末時点で6兆を超え3年ぶりの高水準となった
日銀のマイナス金利政策で円の預金金利が引き下げられたことに加え、
収益悪化に悩む銀行が手数料収入を目当てに外貨預金を強く売り出すようになったことが背景にある
外貨預金は為替変動で損失も生じるため、家計のリスク管理が課題になった
●外貨預金は一般的に円建て預金よりも高い金利が得られるほか
銀行に支払う為替手数料よりも円安が進めば、外貨を円に戻す際に為替差益が得られる
●日銀の統計によると、家計の外貨預金残高は6月末時点で前年比9%増の6兆1505億
16年3月末と比べても約5千億増。16年2月に日銀がマイナス金利政策を導入して以降、増加傾向が定着した
●メガバンクなどが金融緩和を受けて16年に円の預金金利を相次ぎ引き下げた影響もある
●円の預金金利は、元々低かったため、それ以上に影響しているとみられるのが、為替動向と銀行各社の戦力
マイナス金利の影響で、銀行預金をしていてもお金を殖やすのは、厳しい時代です。
メガバンクの銀行金利は、「0.01%」です。100万円を10年預けて1000円の利息にしかなりません。
そうなると日本の銀行金利より金利の高い外貨預金が注目されているというわけです。
外貨を扱うときには、『為替』を始め、『交換手数料』などを注意する必要があります。
外貨預金にもメリットもデメリットもありますので、それを理解することから始めることが大事ですね。