今回は、日経新聞に、
『健康寿命、男女伸びる』
という記事が掲載されました。この以下に記事をまとめました。
◎厚生労働省は9日、介護を受けたり寝たきりになったりせず
日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、
2016年は男性72.14歳、女性74.79歳だったと公表した
●前回(2013年時点)と比較し、男性が0.95歳、女性は0.58歳延びた
平均寿命との差も男女とも縮小した
厚労省は食生活の改善などが寄与していると分析している
●厚労省の研究班が3年に1度の国民生活基礎調査(大規模調査)を用い推計
●健康寿命は男女ともに年々伸びている
男性は2001年に69.40歳だったのが、2007年に70.33歳と70歳を超え、2016年は72.14歳まで延びた
女性は、2001年に72.65歳だったが、74.79歳まで延びた
●平均寿命と健康寿命の差は、介護などが必要となる期間
この差を縮めることが社会保障費の抑制につながる
2016年の平均寿命と健康寿命の差は男性8.84年、女性12.35年、
2013年と比べると男性0.18年、女性0.05年改善した
「平均寿命」は、みなさんもご存じかと思います。
しかし、最近広まってきた「健康寿命」。
いかに「長く健康でいられるか」が、重要視され始めてきました。
ただ最も考えなければならないのが、「平均寿命と健康寿命の差」だと思います。
『男性で9年弱、女性で約12年』この期間は、誰かの手を借りなければなりません。
核家族が進み、家族が介護してくれるケースは減少しています。
そうなると、ヘルパーさんを利用したり、老人ホームに入ることもあります。
場合によっては、病気で入院していることも。
長生きは良いことだけでなく、ひとつの「リスク」にもなります。
そう考えるとやはりお金の準備は必要ですね。
その時になってからでは、遅いので、今のうちに考えておくことが大事ですね。