今回は、
『長期株主への優遇拡大~個人の長期保有後押し~』
という記事をピックアップします!記事を以下にまとめました!
◆株主に金券や自社製品を送る優待制度で、長期保有の株主を優遇する企業が増えている。
9月末時点で上場企業の1割弱にあたる315社が長期株主の優遇制度を導入した。
1年前に比べ、2割強の増加。
日経平均株価が高値になるなど相場は活況だが、個人の株式保有比率は17.1%と過去最低。
個人の長期保有を促して安定株主を増やす狙い。
●ある調査結果によると、9月末時点で全体の4割弱にあたる1368社が株主優待制度を導入している。
このうち長期株主を優遇する企業の比率は23%で、社数では1年前より59社増加した。
<各会社の対応例>
・キッコーマンは自社製品を贈る株主優待の制度を変更し、
2018年から対象を1年以上の継続保有者に限定
1000株以上を持つ株主が1年以上保有すれば3000円相当、
3年以上なら5000円相当の商品を贈る
現在は保有期間の条件はない
・生活情報サイト「オールアバウト」は商品などと交換できる株主優待ポイントを、
保有2年目以降の株主には上乗せして付与
・コーセーは新たに3年以上の株主を優遇する仕組みを導入
・ツムラも3年以上の株主限定で自社の入浴剤を贈り、抽選で漢方記念館に招待
・射出成型機メーカーの東洋機械金属は、3年以上保有の株主に対して優待額を上乗せ
●日本株は個人の保有比率が下がっている。
東京証券取引所などの株式分布状況調査によると
2016年度の個人の保有比率は2年ぶりに過去最低を更新した。
●企業が小口の個人投資家を増やし長期で保有してもらえれば安定した株価形成につながる。
長期株主を獲得しようと工夫を凝らす企業は今後も増えていきそうと見ている。
今回の記事では「長期株主」が焦点を当てられていました。
「株式投資」と聞くと、株式の売買をイメージしがちですが、
優待目的で株式を購入することも立派な「株式投資」です。
そう考えると、意外と株式投資も手が出しやすいと感じませんか?
難しいことを考えず、まずは欲しい優待目的で、資産形成を始めて見るのも良いですね。