■GPIFとは?
日本の公的年金で国民年金・厚生年金の積立金の管理・運用を行っているのがGPIFです。
企業にお勤めでしたら厚生年金、自営業(個人事業主)の方は国民年金を納めているはずですよね。
その保険料を運用しているのがGPIFで世界屈指の投資家と言われています。
□GPIFが先日2020年度末の運用状況を公表!!
我々が将来貰えるであろう年金(国民年金・厚生年金)はGPIFが運用しています。
運用実績が悪い時期はメディアがもの凄いバッシングをするのですが…。
GPIFは2014年にこれまで60%占めていた国内債券を35%に大幅に下げ、
世界株式・外国債券の割合を引き上げました。
更に2020年4月から国内債券を35%から25%に引け下げ、外国債券の比率を15%から25%に引き上げました。
国内株式・外国株式は25%ずつと変更はありません。
結果、主要4資産を25%ずつに資産分散していることになります。
□運用実績
2020年第3四半期の運用実績と年金運用が始まった2001年からの運用実績は下記の通りになります。
2020年度第3四半期実績 2001年~2020年第3四半期実績
★収益率 +6.29% +3.37%
★収益額 約10兆3,500億円 約85兆3,000億円
★資産額 約177兆7,000億円
年金運用から85.3兆円のプラス運用になっております。
2021年は日経平均株価も3万円の大台を超え、外国株式も好調に推移している事により、
もっと収益率・資産額ともに増加していることは間違いありません。
■まとめ
年金資産額が悪化(株式が下がる)した際は、
長期運用・分散(時間、銘柄)投資をすることにより、
株価が下がった時には多くの口数が買えるので全く一喜一憂する必要はないです。
但し、少子高齢化が進み2025年問題も控えています。
国だけに頼るのでなく『自分年金作り』が必要になってきます!!
多くのお客様に変額保険・投資信託にご加入頂いております。
ご自身の運用実績等確認されたい方は担当FPまでご連絡ください。