連邦準備理事会(FRB)は15日、新型コロナウイルスによる経済への影響を軽減するため、政策金利をほぼ0%まで切り下げ、7000億ドル規模の量的緩和政策を導入した。
参照:米FRBが緊急利下げ、ほぼゼロ金利に 量的緩和も開始
『アメリカが金利を下げた!』
金利や為替と聞くと、非常に難しく感じられませんか?
今回はそんな為替や金利についてお伝えします。
アメリカはコロナの影響で金利を0.5%下げ、
2008年に発生したリーマンショック時と同じゼロ金利政策(金融緩和)を打ち出しました。
「金融緩和政策」とは「みんな、お金使おうね政策」ということです!
アメリカが利下げすると、ドルの価値は(一般的に)下がります。
例えば円で比較をすると「ドルだと増えないから、ドルを売って安定資産である円を買おう!」となると
ドルの価値がどんどん下がる「円高ドル安」になると言えます。
- 今回のコロナッショックでは?
今回のコロナショックでも一時1ドル=101円台まで円高になったものの現在(3/23現在)110円台になっております。
全世界が今混沌(各国の思惑)としている中、為替を判断することは非常に難しいです。
但し、一つ言えるのは、コロナッショックが終息し世界経済(特にアメリカ)が、
再度活発になってきたらドルが買われ「円安ドル高」に動くと思っております。
一般的に考えれば
「利下げがあると企業は資金調達の際に金利が下がる」ので銀行から融資を受け易く企業業績にプラスに働き、
アメリカの株価(NYダウやS&P500指数)なども上昇します。
現在、株価が全世界の乱高下してます。
一括で一社に資産投入してしまった方は、戻すのに多大な時間を要してしまいますが、
投資信託のファンドように数多くの企業が入っていれば、長期的に見れば回復が早いはずです。
【まとめ】
①アメリカが利下げを行うタイミングは、不景気の時。
②アメリカが利下げを行うと、ドル円は「円高ドル安」になる事が多い。
③ドル円が「円高」になると、日経平均は「下落する」事が多い。
ただ、下がること=悪いことではありません。
コツコツ毎月同じ金額を積み立てる方法は運用のメソッドの一つです。
特に投資信託(NISA、変額保険、確定拠出型年金(iDeCO))をはじめとする
株が含まれているもので長期積立・長期保有を行うことが重要です!
ただ、日本人の平均保有期間は2.6年しかありませんので、
資産運用している事を忘れる位の気持ちが大事ですね!
別名「ほったらかし投資」です。
すぐに結果を求めがちな現代において、ほったらかし投資は非常に有効な考え方だと思います。
なお、当然FPはほったらかしにしているわけではなく、
皆様の運用状況を把握しておりますのでFPを上手に活用してくださいね。
皆様の将来に対する不安を払拭する事が私たちFPの役割です。
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