□台風シーズンに突入!自然災害へのご注意を
そろそろ台風シーズンに突入します。
今年は新型コロナウイルスの感染終息がいまだ見通せず、
感染拡大に自然災害が重なる複合災害が危惧されます。
3密を避けられない避難所への避難に困難が伴うことも指摘されています。
日本災害情報学会は5月、「避難に関する提言」を発表し、
発災後にどう行動すべきか予め考えておくことの重要性を呼びかけています。
「避難」とは避難所に行くことのみを意味しません。
「在宅避難」が可能なら飲食物等の十分な備蓄などの準備が必要ですし、
在宅避難が難しければ知人・親戚宅やご近所さん宅へ避難できるよう、事前にお願いしておくことも必要でしょう。
□損害保険金の急増
シーズン前に併せて確認しておきたいのが、住まいや家財の火災保険です。
2018年および2019年は、超大型台風により各地で被害が発生、
損害保険金の支払いが2年連続で1兆円超となる過去に類のない事態になりました。
被災はもはや他人事ではありません。
床上浸水や土砂災害で住宅や家財に損害を被った時、火災保険に「水災」をセットしていれば補償を受けられます。
◇ハザードマップのご確認を
ハザードマップはご存知でしょうか。
これは、自身の住んでいる地域の災害リスクを調べることができるサイトです。
このハザードマップを参考にマイホームが大丈夫なのか確認しましょう。
現在水災補償の付帯率は約7割ですが、これは火災保険加入者についての割合です。
あるNPOが千葉県のある被災地域で実施したヒアリング調査では、
火災保険加入率が2~3割だったとの結果もあります。
35年住宅ローンが終わりそのまま火災保険が消滅してしまっているご家庭も沢山あります。
災害被害を受けてからでは、後の祭りです。
後から後悔のないよう事前に調べておきましょう!
■火災保険は生活基盤を取り戻す財源確保の手段
風水災補償の有無以前に、火災保険に加入しているでしょうか?
確認が必要なケースは意外に少なくありません。
『住宅取得時に加入した火災保険がローン完済後に切れたままになっている』
『古い家だから火災保険をかけても仕方ない』
と耳にすることもしばしばです。
住まいが損害を受ければ、最悪の場合、生活基盤を失うことになります。
住宅が新しかろうと古かろうと、再建に多額の費用がかかるのは同じ。修繕費用の確保は不可欠です。
火災保険は生活基盤を取り戻すための財源確保の手段であり、
古い住宅でも再建可能な保険金を受け取れるのが現在の主流。
困った時に資金を受け取れるように、火災保険に加入しているか、
是非風災・水災補償をセットしているか確認をしてみてください。
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